死にたい私とゲーム
ここではない世界を生きてみたい。
最近ラノベや漫画で異世界転生ものが大量生産されているように感じる。それをいかがなものかと思う一方で、私にも転生願望なるものが少なからず存在する。もっと言ってしまえば、別世界に私があらかじめ存在し、その世界で縦横無尽に動き回りたい、という願望がある。
ゲームの世界、とりわけRPGは、その願望を叶えるためにうってつけのものだと思う。幼少期からポケットモンスターシリーズが好きだった。最新の剣盾まで一通りストーリーを楽しんできた。画面の中の人物が私の名前を語り、世界を冒険していく様を見るのは楽しかった。
さて、そんなポケモンでダンジョンのリメイク版が出るという。ダンジョンはまさしく転生もので、人間だったはずの自分が何故かポケモンになってしまっている…というところからストーリーが始まる。ネタバレになるので多くを語るのは控えるが、人助けならぬポケモン助けをしていく優しい世界が好きだった。エンディングでは思わず涙を流したほどだ。
社会に出てからめっきりゲームをする時間も減ってしまったように感じている。子どもの頃と違わず、子ども心を携えて、ゲームの世界に浸りたい。(要はポケモンダンジョン欲しいな、というお話でした。笑)